肥満遺伝子とは

af9940073858l太る原因といえば「食べ過ぎ」や「運動不足」などが一般的な知識ですが、最近ではそれほど単純なものでもない事が明らかになってきました。

肥満遺伝子はエネルギー代謝に関連する遺伝子で、現在までに50を超える遺伝子が発見されており、これらによって太りやすさや肥満のタイプが左右されます。
1つ1つの関与は小さくても組み合わさると肥満になる確率は高くなります。

β3-ARの変異を持つ人は、中性脂肪の分解が抑制され基礎代謝量が低くなり、この遺伝子は日本人のおよそ3人に1人が持っていると推定されています。
またUCP1の変異を持つ人は、エネルギーを燃焼させる働きが低下しておりやはり太りやすくなります。

この遺伝子は日本人の4人に1人が持っていると推定されています。
一方で、β2-ARに変異を持つ人は逆に基礎代謝量が多く太りにくい体質とされます。
しかしタンパク質も代謝されやすいので筋肉が衰えやすいという特徴があります。

一般的に、両親が共に標準体重であった場合のその子どもの肥満発生率は約10%といわれており、どちらか片方の親が肥満の場合は約50%、両親とも肥満の場合は約80%といわれています。

しかしこれらはあくまでも太りやすい体質が遺伝するのであって、必ず肥満になることが確定された体質ではないので、心掛け次第で肥満を解消し標準体重を維持することは十分可能です。

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